スタローン師と並んで僕の中で常にスターであり続ける、
トム・クルーズさんの人気シリーズの5作目です。いや
もうね、満点。座布団10枚、はらたいらさんに2000点、
だっふんだ(?)です。何となく気持ちは伝わるでしょ?
スパイなれどもパーリナイ!(スルーしてください)な所は
これまで通りで、ほとんどアクション映画と化していますが、
だってトム様だぜ?!スタント無しのアクションとキレキレ
の肉体美なしでは満足せんでしょうが?!という開き直りも
全く気にならないレベルなので問題なし。孤立無援なのに
超高性能メカ使ってるし!とか、心臓止まってから回復早すぎ!
とか、トム様のバイクだけやたら速い!とかツッコミ始めれば
キリがないのもこれまで同様ですが、だってトム様だぜ?!
これは最近よくタッグを組むクリストファー・マッカリーさん
の脚本のおかげでもあるでしょう。
トム様ラブ!な映画のようでもありますが、まあそうなん
ですが(笑)、それを抜きにしてもデキが良い。テレビCMでも
宣伝されまくっている飛行機ぶらりんちょのシーンが何と冒頭
の挨拶代わりなので、以降の展開に却ってこちらが不安になる
ほどでしたが、アクションに関しては見せ方、長さ、工夫、
全てハイクオリティです。恐るべきアクション映画です。
あれ?これスパイ映画だったっけ。
トム様以外の俳優陣も素敵。一味の仲間である、サイモン・ペッグ
さんなんか隠れヒロイン(?)との評もあるほど。ジェレミー・
レナーさんのツンデレっぷりも、ヴィング・レイムスさんの
デカさ(?)もテッパンね。中でもヒロイン役のレベッカ・
ファーガソンさんは良かった。ヒロインが目立ちすぎると007
シリーズと区別が付かなくなりますが、ちゃんとトム様を立て
ながらも存在感はしっかりあるというね。エライ。
前作までを知っていた方が楽しめはしますが、既に敷居を下げ
まくっているので、「あ、そうだ京都行こう」的なノリで
大丈夫です。(笑)これを機にトム様ファンになっちゃうのも
いいかもね。いやなっちゃいなよ?!スパイ要素はほんのり
香る程度なので、もちろん騙し騙され頭脳戦を期待してはダメ
ですよ。ま、そんな人は既にいないだろうけど。(^ -)☆