この季節、外での作業や旅行で困るのが虫刺されです。
夜に昆虫採集へ出かけてむしろ自分が蚊のエサに、
なんて笑えませんね。(笑←ワラットルガナ)
さて、「キズやヤケドに湿潤療法」がウチの合い言葉
ですが(今作った)、虫刺されにはどうでしょうか?
虫刺されのかゆみは注入される毒素のせいらしいですが、
かゆみはすべからく乾燥で悪化します。ということは
乾燥させないのが主眼である湿潤療法は十分効果を
期待できそうです。
実際、蚊に刺された部位に薄くワセリンを塗ってプラス
モイストをあてると結構早くかゆみが止まります。
僕は両足を同時に蚊に刺された時に、片方はワセリンで、
反対側はワセリンベースのステロイドを使って被覆して
みましたが、あまり差はなくかゆみが治まりました。
夏井先生のサイトではムカデに刺された時の対処法も
紹介されていますが、なんせこの辺りではムカデに
あまり遭遇しないので試しようがない。(^ ^;)
では、全例これで良いかと言うとそうでもありません。
それは細菌感染を起こしている場合です。掻きむしって
キズになりそこで菌が増殖した、いわゆるトビヒの状態
ではやはり抗生剤が必要です。ステロイドを使用したら
却って悪化します。また、被覆に使用するツールも、
キズパワーパッドでなく、プラスモイストが良いでしょう。
キズパワーパッドは粘着が強く、それ自体でかゆみを
起こすこともあり、注意が必要です。ちなみに、アセモ
やテープかぶれ程度あれば、重曹を水に溶かしてスプレー
するだけで改善することもあります。汗っかきな僕は
これにミント油を数滴垂らしたものを愛用しています。
お試しあれ。(^ ^)