冷やし中華始めました的な紹介になってしまいましたが(^ ^;)
当院でもはり治療を取り入れることになりました。はりも漢方
同様、東洋医学の理論を背景に成り立っており、疼痛性疾患は
むしろはり治療の方が向いていると思います。
東洋医学では独自の診断治療方法があり、その要の一つとなる
のが「経絡」です。経絡理論にも色々あるのですが、メジャーな
のは身体の左右半身に6本ずつ、正中の腹側背側に1本ずつ
で計14本の「気の通り道」があるとする考え方です。この
流れのどこかに滞りがあると病気になると考えるわけですね。
漢方薬を構成する生薬も細かく見ると経絡に対応しているそう
ですが、実際にはあまり考慮して処方されてはいません、逆に
はり治療ではこの経絡を重要視し、経絡の中継点である経穴に
刺激を与えて流れを改善させていくのです。これがいわゆる
「ツボ」ですね。当院のはり治療の特徴は、接触鍼という
「刺さない鍼」を使う点です。いたる所に鍼を刺されて針山
状態になるのを想像する方もいるようですが(笑)、そんな
ことはしません。はりと併せてリラクゼーション手技も行うので
眠ってしまう方もいるくらいです。
で、このはり治療、僕が行うわけではありません。もう遭遇(?)
した方も多いと思いますが、僕の弟が鍼灸師の免許を持っている
ので、はり治療担当として勤務しています。あまりに似ているので
僕が診察室から瞬間移動したかのような錯覚を覚えるそうです。
初見の方の9割は二度見しますね。(笑)
近いうちに本HPにも詳細をアップしますが、完全予約制で
初回5000円、2回目以降4000円頂きます。治療は1回
40〜60分かかります。体幹調整療法と違って診療時間内に行い
ます。場合によっては出張にも応じます。別途出張料は頂きます
けどね。どうぞお試しあれ。