院長室

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インフル警報出ましたが

全国各地でインフルエンザの流行が始まりました。警報とか言ってますが、

そうならないためのワクチン接種なんでないの?と醒めた視線を送って

しまいそうです。


そもそも相手は眼に見えないレベルのウィルスで、毎年変異する嫌らしい

ヤツで、感染力も強く、発症すると結構しんどい、という曲者です。対して

ワクチンは流行するであろう株を接種して、身体に抗体を作らせる、という

ツールです。流行株の予測が外れたり、うまく抗体ができなければ、ほぼ

無意味と言って良いでしょう。いまだに「ワクチン打ったから大丈夫でい!」

とおっしゃる方もみえますが、この現状を直視した方がいいですね。


ま、あんまり愚痴ってもしょうがないので(^ ^;)、このセンター試験前の

大事なシーズン、もしも僕に受験生の子供が居たらどうするか、を書いて

みたいと思います。


まずは予防。外出後の手洗いとうがいを徹底させます。できれば鼻うがいを

させたいところですが、どうせならBスポット治療をします。痛いけど。

そしてビタミンCを1日3000mgくらい摂取させます。食事にはしつこく

レモンを出すでしょうね。(笑)それからもし勉強が滞っていても12時には

就寝させます。不必要に人混みには行かせません。試験会場が一番危険だったり

しますが。(^ ^;)


残念ながら罹患した場合。ビタミンCを倍量にしてさらにオリーブ葉のサプリ

メントを摂らせます。Bスポット治療も容赦なくしますね。漢方薬は麻黄湯を

1日6回くらい服用させ、高熱でもあまり身体を冷やさない工夫をします。

当然周囲に飛散させないようマスクをさせて手洗いも徹底します。胃腸症状が

出ていれば無理に食事はさせませんが、脱水予防に水分は摂らせます。

ぐったりしていればマイヤーズ・カクテル注入!ですね。


とまあ、こんな感じでしょうか。ワクチンの入る余地はありません。ワクチンで

不調が出たらすんごい恨まれるでしょうし。(^ ^;)あと、インフルエンザの

患者さんが来院した場合は、換気できれば理想なんですが、さすがに無理なので

「ノロバスターCELA」というスプレーを診察室と待合室に噴霧して、我々も

うがいをしたりしてます。

2015年1月8日 木曜日

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