ふぬぬぬ。現状、クライマックスシリーズもかなり危うい状態の
我がドラゴンズです。正念場となったタイガースとジャイアンツの
6連戦でまさかの1勝5敗。ここで選手達も気が抜けてしまった
かのようです。
ドラゴンズに限らず、故障者の多さが目立つ気がします。和田など
の骨折は事故だから仕方ないとしても、靱帯損傷や肉離れなどの
いわゆる軟部組織損傷が多い。松阪やダルビッシュもそうですよね。
悔しさをぶつける場所がないので(笑)、この軟部組織損傷を
栄養学的に評価してみましょう。
靱帯や腱などのしなやかさが要求される組織にはコラーゲンが豊富
です。コラーゲンのおかげで弾力が維持できるわけです。となると
軟部組織損傷の一因にコラーゲン不足があるかも知れません。食事
からコラーゲンを補給してもそのままでは吸収されないので、体内で
合成ができているか、が問題になりますがコラーゲン不足を確かめる
方法はなかなかありません。ただコラーゲンの合成には鉄とビタミン
Cが必須なので、鉄不足やビタミンC不足が疑われれば、すなわち
コラーゲン合成障害があると見なせます。
鉄不足はフェリチン値やMCVという項目から類推できますし、
酸化ストレスに関連する項目に上昇があればビタミンCの不足が
疑わしいです。
さらに運動後には炎症が残りますから、この炎症を早く治められるか、
も軟部組織損傷の発症を左右する重要な因子になるでしょう。炎症を
左右するのは脂肪です。特に、多価不飽和脂肪酸という脂肪の中でも
オメガ3系の脂肪酸が炎症を抑える作用があります。その代表がEPA
です。青魚の油ですね。EPAの充足状態も調べるのは難しいの
ですが、そもそも足りている人はいないようです。
ということで、ドラゴンズの選手には赤身の肉と青魚にレモンを
大量にかけて食べて頂きたい!誰か差し入れて頂きたい!(笑)