院長室

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「オブリビオン」

最近のトム様はアクション映画ばかりで、そのどれもがあんまり変わり映え

しないとなるともう、トム様さえ見られれば良いんです!クゥゥーーー!的な

人しか耐えられないことになってしまいますが、今回はアクションでもSF

なので、映像美や演出の部分で差別化ができておりました。

 

ま、僕はクゥゥーーー!側なので、もちろん楽しめましたが、SF映画として

見ると、コスチュームもメカニックも設定も敵もそしてオチさえも、どこかで

見たことのあるようなもので、よく言えばオマージュなんでしょうけど、悪く

言えば古い。(笑)

それでも「常識を疑う」=「変化を恐れるな」というようなメッセージは情報に

支配された現代人に響くものかも知れません。あとすごく自然を雄大に美しく

描いていますが、CGじゃなく極力実際の映像を使っているんだそうな。これには

驚きました。もちろんスタントマンもなしだぜ!って徹子の部屋でトムさんが

言ってた。(^ ^)

 

僕が幼少時に度肝を抜かれたSF大作「砂の惑星」のような派手さはなく、ちょい

ミステリタッチな作風は傑作「月に囚われた男」に似ている感じです。この映画

が好きな人には…退屈でしょう。(あ、ネタバレか ^x^)

俳優陣もモーガン・フリーマンさんが出てますが、もう物理的にトムさんの映画

(コレもネタバレ?笑)なので、やっぱりクゥゥーーーな人向けだとは思います。

 

まだスタローン師の「バレット」、イップマンの半生を描いた「グランド・マスター」

が控えていますので、アクション好きには忙しい月になりそうです。(^ ^)

2013年6月6日 木曜日

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