映画スイッチが入ってしまったのでまさかのダブルヘッダー。(^ ^)
まずは「アウトロー」から。
これまた邦題がおかしいです。原題は「Jack Reacher」で主人公の名前
なんですが、なぜか邦題は「無法者」に。作中「drifter」とは表現されて
いますが「outlaw」なんて一言も使ってないです。主人公も無法者どころ
かひたすら正義感の強いイイやつなんすよね。(^ ^;)
で、作品自体は消息を絶っていた凄腕捜査官がどこからともなく現れ、
颯爽と難事件を解決する!といういつもの展開(笑)なんですが、トム様
ファン以外はまあ観る価値ないかと。前半戦は割と演出も効いてて面白いん
ですが、後半からクライマックスのテキトーさ加減はひどいです。
クールでオトナなアクション映画から一転、泥臭い80年代アクションに
豹変するという、逆に一見の価値がある展開を楽しめます。クライマックス
の戦いで、優位だったのにわざわざ銃を捨てて殴り合いを始めるあたり正気
じゃありません。(笑)
トム様のムキムキボディやロザムント・バイクの無駄な胸チラなどオマケ
要素は楽しいです。
そして「レッド・ライト」。あまり宣伝されていませんが、これはメッチャ
面白いです。超常現象や超能力を売りにする輩 vs 最新機器を駆使する物理学者
というそれだけでニヤリとしてしまう題材ですが、超能力者を名優ロバート・
デ・ニーロ、物理学者をシガニー・ウィーバー、と何とも豪華な顔ぶれで
一層楽しめます。決してイリュージョンのネタあかしをしているわけではない
ので、それを期待してもダメですが、そう思わせること自体が既にミスリード
になって…、おっと言ってしまいそうだ。(^皿^)
若手物理学者役のキリアン・マーフィーもとっても良くて、というか彼の…、
おっとまたしても言ってしまいそうだ。(しつこい)
とにかくデビット・カッパーフィールドに度肝を抜かれて以来マジック好きに
なってしまった僕には大きな拾いモンでした。