やっと涼しくなって、朝晩はむしろ寒いくらいになりました。
東京は激しく気温が変動しているようですが、そうなると風邪を
ひく人が急増します。
ついつい熱が高いと解熱剤、咳がひどいと鎮咳剤、下痢があれば
止痢薬と症状に対処する薬を選択してしまいがちですが、風邪の
時の諸症状はすべてウィルスや細菌と戦うための生理反応です。
咳や下痢で体外に排除しているわけですし、発熱は身体が戦って
いる証です。ですから、これらの症状はもちろんひどければ対症的
な薬を使ってもいいのですが、度を過ぎればむしろ戦う力や排出
する力を弱めて、症状が長引く原因になります。
では、どうするかというと風邪の初期はとことん身体を温めることです。
布団とパジャマは1枚多く、食事は熱いスープ、という様に内外から
温めるとウィルスや細菌と戦う力が後押しされて、結果的に早く治ります。
しっかり汗が出るくらい温めた方がいいでしょう。汗をかいたら着替えて
また温める!(^ ^)
免疫機構が働くためには至適温度というのがあるらしく、ある程度
体温が高くないと適切にウィルスや細菌を排除できないそうです。
この事実は低体温気味の人が風邪をひくと長引くことや、そもそも
風邪をひきやすいことに繋がりますね。風邪に対する漢方薬はその
ほとんどが「温める」性格なのですが、まだ体温すら測れない時代に
こういう発想があったことはオドロキです。
細菌と言えば、バイきんぐはお見事でした。(ムリヤリ? ^ ^;)
1本目のネタはもうレジェンドですわ。あれでおおかた優勝を決めて
しまった感がありましたね。イタトンの破壊力もすごかったけど、
やはり年季、経験の差なんでしょうなぁ。