院長室

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事故多し

ここのところ自動車での悲惨な事故が連発していますね。

事故に遭われた家族にとっては青天の霹靂ともいうべき

衝撃で、その感情は察するに余りあります。


防ぎようがないから「事件」ではなく「事故」なのですが、

それで済ますことは到底できず、管理体制はどうだったのか

とか、迅速な対応ができていたのかとか、責任の所在を求めて

報道は過熱します。


原発事故関連の報道もそうですが、煽るような一過性のもの

でなく、予防に活かせる報道でなければいけないと思います。

特に日本は責任の所在を曖昧にするのが得意な社会です。昔から

“敗者”を作らないことに腐心してきたので、談合はなくならないし

経産省の次官がクビになることもありません。


しかも“不吉なことは口にしない”文化があるので、契約書は

薄っぺらになり危機管理能力は低下します。飲酒運転に高額な

罰金を設けて見事に飲酒運転による交通事故が減ったように、

やはり再発防止には厳罰化が必要なのでしょう。

大飯原発の再稼働に関する工程表作成・認可のようにマッハで

法改正をして欲しいです。

2012年5月1日 火曜日

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