NHKで漢方の特番やってましたね。なぜトリンドル?!と
思いましたが、番組構成はなかなか分かりやすく、お堅い
雰囲気になりそうな漢方の話題を柔らかく伝える工夫をして
いましたね。
番組内では抑肝散という“気”を和らげる薬を結構押してましたが、
現在ツムラさんが強力プッシュキャンペーン展開中(笑)の薬
でもあるので、そんな業界の力学が働いたのかなぁ、なんて
ニヤニヤしながら見てました。(性格悪い ^ ^;)
でも実際、現場で抑肝散の活躍する場面は多いです。“気”を
和らげるということは西洋風に言えば、交感神経の緊張を抑える
ことで、現代社会にあって大人も子供もストレスに晒されています
から、おのずと抑肝散が登場する機会は増えるんです。
番組で紹介されていたように、精神科的な疾患に使用されることが
多いですが、「痛み」や「かゆみ」にも応用できます。
この薬は“怒り”を和らげる効果がその本態であると言われています
から、抑肝散の使用頻度が増えると言うことは逆に言えば、
怒ってる人が多いと言うことですね。義憤という言葉もありますが
現代人の怒りはどちらかというと自己中心的なもののようにも
思えます。人生なんてゲームみたいなもんですし(おいおい ^ ^;)
正解もないんですから、大らかに生きたいと思います。
でもトリンドルはないやろ?!何の力学?!(笑)