ちょうど湿潤療法を開始してから3週間の写真です。
写真を一見してお分かりのように、ほとんど跡もなく
治癒しました。もちろん瘢痕拘縮はありません。
正直僕も、もう少し時間がかかると思っていましたが、
さすがの若さ(?)です。
しかしこの症例のように、大病院で「移植が必要だ!」と
言われるケースがかなり多いです。それで手術に伴う
危険性や副作用などを説明されたら、さすがに家族は
考えちゃいますよね。今は情報の時代ですから、すぐさま
「それしか方法がないのならお願いします。」
とはなりません。それどころか、患者さんが自分で治療法を
検索して病院を選んでいるのです。
僕は寛大なので(笑)、湿潤療法を知らない医師を責める
つもりはありませんが、知らないくせに否定する輩は困ります。
より多くの医師に知ってもらうためにも、このような症例提示は
続けようと思っています。